Q.「よい盆栽」とはどういうものでしょう?
「高い盆栽」と「安い盆栽」の違いってなんですか?
A.何でもそうですが、愉しみ方に『ルール』なんてありません。愉しければ良いのです。
けれども、「美しい盆栽」と呼ばれるものには、理由があります。
一般に高価な盆栽の価格は何で決まるのかと言えば、まずは樹齢です。
何世代もの時代を越えて、幾年もの歳月を重ねて生きてきた盆栽は、おのずと風格と品格が備わっています。
盆栽には「正面」と「裏」があり、それは
根ばり → 大地にしっかりと根付いているよう
な根の張り具合
こけ順 → 樹の根元から先端にかけてだんだ
んと細くなっていく様
幹肌 → 樹の種類によって異なりますが、鉢
の中で長い歳月を重ねるうちに表
皮のところどころが剥がれ落ちてい
くものもあったり、深い切れ込みが
入ったりと色々な表情があります。
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などで決まるのですが、根ばり・こけ順・幹肌で自然の大木感を表現しているのです。
きれいに歳を重ねた美しさが盆栽の価格を決めているのです。
しかし、高いか高くないかではなく、自分にとって『しっくりくるかどうか』が大切です。
どんなに高いと言われる盆栽でも、自分が好きでなければ長く付き合うことはできないでしょう。
もちろん、永く生きている命と、生まれたばかりの命との間に優劣はないのですから、盆栽を観たときに「美しい」と感じた樹が、あなたにとって価値のある盆栽(良い盆栽)なのです。
前に、述べたような「正面」や「裏」は盆栽を観ているうちに、「なるほど!そうか・・・」と自然と判るようになりますから、難しく考えないで一歩踏み込んでみることが大切です。
愉しみ方は自分で見つけるもので、他人に与えられるものではありません。
目が合った盆栽と、まずはお付き合いしてみて、付き合い方に試行錯誤してみるうちにきっと、自分なりの答えが見出せるようになるでしょう。
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ちょっと失敗しても、失敗が良い結果を生むこともあれば、失敗から学ぶこともあります。
そして、型通りでなくても良いのです。
そうして、自然(盆栽)から私達は色々なことを学んでいるのです。

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