さあ、空想の世界で遊びましょう。
広々とした草原に一面に咲き乱れる草花・・・。
晴れ上がった空、森林浴を愉しみながら木陰でちょっとひと休み。
小鳥のさえずり、少し遠くから川のせせらぎがきこえてきます。
・・・そんな場所に今、あなたがいるとしたら、まず何をしますか?
きっと、大きく息を吸い込んで、草花の薫りを胸いっぱいに吸い込もうとするでしょう。
人は、ストレスを感じると自然に呼吸が浅く、速くなります。
そんなとき、一本の大木の姿を映しとった盆栽が心地よい空想の世界に誘って、ゆっくりと呼吸を整えてくれることでしょう。 |
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人は太古の昔から自然の中に存在するエネルギーに癒されてきました。
日本は世界でも珍しく四季がはっきりとしている国です。
ですから、万葉集などで数々の詩が詠まれていることからもわかるようにとりわけ日本人の美意識の中には、季節の移り変わり、生きていることの喜び生命の尊さなど、人生を花や樹の姿などに投影させ、 植物から学ぶというココロがあります。
たとえば、茶道の教えでは「花は野にあるように」生けるのだそうです。
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これは、ただ単に”咲いているように”というのではなく花の姿から自然を尊び、自らを高める心をもつという、深い意味を含んでいます。
盆栽を眺めて、いつかどこかで見た山々に想いを巡らせてみましょう。
インスピレーションやアイディアが湧き出してくるかもしれません。
この小さな鉢には、生と死、豊壌と枯渇。
人の業、生命の営み。
自然の森羅万象が凝縮され
描き出されている
『生きた風景画』なのです。
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